村上春樹さんが翻訳したアメリカ文学の傑作『グレート・ギャツビー』が発売以来、11万部を超えるヒットを続けています。
バブルに沸く「狂騒の20年代」を作家のスコット・フィッツジェラルドが描いた文学史に残る傑作です。
バブル景気を経験した今の日本だからこそ、栄光と虚無感の交差する1920年代のアメリカ社会を描いた同書に共感できるのではないかと思います。
村上春樹さんは高校時代からの愛読書の『グレート・ギャツビー』を60歳になったら翻訳する予定でしたが、待ちきれずに前倒しして57歳で翻訳したそうです。
海外の小説は翻訳者によって印象がガラリと変わることがあります。
日本の詩人の翻訳した小説でも良いものがありました。
田村隆一という詩人の翻訳したロアルド・ダールの『あなたに似た人』は、文章の流れや間の取り方がとても良かったです。
文体というか読みやすさも翻訳者によって違いがありますね。
何十年も前に翻訳された小説が、今の日本語の文体とずれてきていて、新訳が出ることもあります。
日本語も日々変わっていくので、今使われている日本語の文体に合わせたほうが読みやすいということもあると思います。
『アルジャーノンに花束を』も好きな小説で、『レナードの朝』に通じる切なさが心に染みます。
宇多田ヒカルも『アルジャーノンに花束を』を薦めてました。
Yahoo!ニュース『なぜ売れる 村上春樹さん新訳「グレート・ギャツビー」』
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2006年11月24日



